「すばらしい決心」

 まずご一緒に聖書を開いてみましょう。「私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。」(詩篇146篇2節)
 詩篇146篇から150篇までの五つの詩篇は、昔ユダヤ人たちが毎朝の祈りで唱えたそうですので、ユダヤ人にとってこの言葉は、自動販売機のように口をついて出てくる決まり文句のようであったかもしれません。でも、よく読んでみると、とんでもないほどすばらしい「決心」だとお思いになりませんか。
 第一に、生涯持ち続けられるよい決心は、すばらしい力を持っているからです。個人的なことで申し訳ないのですが、私は、ある時から決心して、「今日も一日、家内を悲しませないよう、つらく当たることのないよう、私の体のように愛することができるよう、導き守ってください」と祈りはじめました。もう何年になるでしょうか。そして恥ずかしながら申し上げますが、神さまは、私のこの決心しての祈りを聞いていてくださると思うのです。効果があったのです。
 もっと根本的なことを申し上げますと、第二に、生涯神を信じ、神に感謝し、神をほめたたえ続けようという決心は、人生を根本的に変えるからです。私は16歳の時、なんのために生きるのか、人生の目的がわからず、自殺未遂をやらかすほど絶望し、生まれてきたことを呪っていましたのに、ある宣教師の導きで、私を愛し、大切にし、救ってくださる全知全能の神、造り主の神、生命を捨てて私を死と滅びから救ってくださった神さまの愛を信じることができるようになり、その時からずうっと、「神さま、私はあなたを信じます。愛します。従います」と感謝し祈り続けたのです。パウロは、人間は神より金を、神より肉の快楽を、神より自分を、エゴを愛するものだといいましたが、そんな自分が神を知り、神を信じ、神を愛して神をほめたたえ続けたとき、私は変わり、私の家族まで全部変わりました。
 第三に、決心して毎日、そしていのちの限り神をほめたたえる生涯は、マンネリどころか、毎日新しいチャレンジに満ちた活き活きした生涯になるからです。ダビデは、「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何ひとつ忘れるな」(詩篇103篇2節)と自分の魂に言い聞かせ、神を感謝しほめたたえ続けましたが、神は日々、新しい祝福で彼を満たしてくださり、彼は「あなたの若さは鷲のように新しくなる」とまで証ししました。
 聖書のことば「私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。」(詩篇146篇2節)