神さまを喜ぶ(3)

“全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ。喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。”
(詩篇100:1,2)

 人生の大部分は、「人との交わり」で成り立っているといえましょう。ですから、豊かで有意義で平和で愛に満ちた交わりができたら、人生大成功です。
 私がアメリカで勉強していた時、学生たちの敬愛と信望を集めていたH教授という方がおられました。いつも柔和で謙遜、誰とでも心を開いて話してくれ、時間を惜しまず相談にのってくれました。

 私たちのクラスは、卒業する直前、H教授を中心に一晩泊まり込みで話し合おうということで、ビッグベアの山の中の山小屋で過ごしました。いろいろプライベートなことまで話しましたが、私が今でも鮮明に覚えているのは、H教授が誰とでも平和に愛に満ちた交わりができる秘密は、彼が喜んで、しかも時間をかけて、祈りと聖書を通し、神さまと交わっていることだったということです。
 H教授は、私たちに贈る言葉として、こう言われました。
「Let be alone with God.(ひとりぼっちになって神さまと時を過ごしなさい)」
 喜んで、神さまと日々交わること、これです。これこそ交わり成功の鍵です。

 私たちの人生にとって神さまが第一、いのち、愛や希望の源泉、人生の目標そのものだとするならば、「喜んで」つまり進んで、期待と飢え渇きをもって、祈りと聖書を通し、神さまと交わりを持ち続けることこそ生命線じゃないでしょうか。
 そのような神さまとの喜びの交わりから、神さまの愛が溢れて私たちのあらゆる人間関係まで潤していくのではないでしょうか。