平和の君、キリスト

 実際のクリスマスの何千年も前に、神は預言者イザヤを通してこう預言されました。
「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。(イザヤ書9:6)
 また、イエス・キリストがベツレヘムの寒村の、しかも家畜小屋の中で誕生された晩、御使いたちは神を賛美して歌いました。
「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカの福音書2:10〜14)

<世界は今…>
 平和こそ世界の願いです。しかし人間の歴史は、人間の力では本当の平和はもたらし得ないことを実証してきました。今までなんと多くの平和会議、平和条約、平和連盟や連合が、出来ては崩れ去ってきたことでしょう。

今でも平和運動の組織は世界中にたくさんあり、それぞれ一生懸命です。ところが皮肉なことに、平和のためにさえ流血の争いが続けられてきました。
<本当の平和は?>
 キリストは人類に本当の平和をもたらす平和の君として、クリスマスしてくださいました。どのようにしてでしょうか。
 さばき主として、人類の罪を根こそぎさばき、全ての人を地獄に送り込んで、この世をきれいさっぱりしてでしょうか。
(1)神と人との平和。人が神を無視して罪の道を歩み続け、神に敵対する限り、平和はありません。神の人キリストはご自分のいのちを十字架の上に投げ出し、全人類の罪を赦す救いの道を備えてくださいました。

甦られた救い主キリストは、聖霊によって私たちの魂にやさしく語りかけ、招き、私たちが罪を悔い改めて神の愛のふところに帰り、神を愛し神に信じ神に従うようにして、神と私たちを和解させ、私たちの心にキリストの平和をくださるのです。
(2)人と人との平和。キリストの平和を心にいただいた人は、「平和をつくる人」として、キリストと同じ方法で、人と人との間に、家庭に、社会に平和を築くのです。本当の平和を。
(3)世界の平和。時が満ちてキリストが地上に再臨される時、この平和が完成されるのです。

「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。」(マタイの福音書5:9)