|
「ユダヤ人の過越の祭りが近づき、イエスはエルサレムに上られた。そして、宮の中に、牛や羊や鳩を売る者たちと両替人たちがすわっているのをご覧になり、細なわでむちを作って、羊も牛もみな、宮から追い出し、両替人の金を散らし、その台を倒し、また、鳩を売る者に言われた。『それをここから持って行け。わたしの父の家を商売の家としてはならない』」 ユダヤの過ぎ越しの祭りは、大切な祭りで、世界中から人が集まり、225万人もの人出があったといわれます。 第一の理由は、聖い神殿、祈りの家を、つまり宗教を金もうけと置きかえた人間の貪欲に対してでしょう。 祈りの家であり、愛ときよさと永遠のシンボルであるべき神殿は、ただ銅貨のじゃらじゃら言う音、牛や羊の鳴き声、人の口論で、ただうるさいばかり。どこに神がいるのかわかりません。こんな宗教はたしかに、むちで追放すべきでしょう。そして、そんな宗教が、今だに世界中にみちているのではないでしょうか。 「私の父の家を商売の家としてはならない」 |